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レーシック(LASIK)後の視力低下に対する近視・老眼治療としての多焦点眼内レンズ

2022.10.27

多焦点眼内レンズ

こんにちは。

本日もみなさまに役立つ目の情報をお届けして参りますので、どうぞお付き合いください。

「レーシック(LASIK)後の視力低下に対する近視・老眼治療としての多焦点眼内レンズ」

当院では、多焦点眼内レンズを用いた手術について以下のような質問いただいています。

  • 子どもの頃から近視、乱視が強く、13年くらい前にレーシックをしましたが、視力もまた落ちてしまい、老眼が早くから出て困っています。レーシックは一回では効果が出ず、2回しました。かなり削っていると思います。レーシックを受けていても、この多焦点眼内レンズの手術は受けられるのでしょうか?(51歳)
  • レーシックをかなり前に受けたがまた眼鏡生活に戻ってしまった。レーシックを受けていても多焦点眼内レンズの手術は可能なのでしょうか?(55歳)
  • 10年前に受けたレーシックから、また近視がすすんでいる(50歳)
  • 15年前くらいにレーシックして近視の端正しましたが…最近視力の低下と老眼が強くなり疲れます!レーシック手術した私もこの多焦点眼内レンズの手術は可能でしょうか?(58歳)
  • レーシックをやりましたが、視力低下、乾燥も酷く、近くの物も見づらくなり遠くも見づらくなりました。(60歳)

そこで、

本日は、

・レーシック(LASIK)後の視力低下の原因は?

・レーシック(LASIK)後の視力低下に対する近視・老眼治療方法は?

・レーシック(LASIK)後でも手術可能なの?

こういった疑問にお答えしていきます。


目次

  1. 1.LASIK(レーシック)後の視力低下の原因をまとめました
    1. 1.1.水晶体核の硬化による近視化
    2. 1.2.白内障
    3. 1.3.近視戻り
    4. 1.4.老眼
    5. 1.5.乾燥
  2. 2.LASIK(レーシック)後の視力低下に対する近視・老眼治療方法としての多焦点眼内レンズ
  3. 3.LASIK(レーシック)後でも手術可能な理由
  4. 4.さいごに

LASIK(レーシック)後の視力低下の原因をまとめました

LASIK後の視力低下の原因として、

①水晶体核の硬化による近視化

②白内障

③近視戻り

④老眼

⑤乾燥

が挙げられます。

一つづつ簡単に解説していきます。

水晶体核の硬化による近視化

水晶体は、透明かつ両凸の形状をしていて、中心部に核、その周りを皮質が取り囲んでおり、水晶体嚢に包まれています。

水晶体は、透明性を維持するために活発な代謝を行い、終生 水晶体繊維を形成し続けて、体積、重量ともに増加するのですが、周りを眼内圧と水晶体嚢に取り囲まれているため、自由には体積を増加させることができず、加齢により核の圧縮=硬化が生じます。

その結果、

水晶体の

・弾力性の低下(調節力の低下=老眼)、

・体積の増加(閉塞隅角緑内障になりやすい)、

・色の変化(核硬化の場合は“黄ばむ”ことが多い)、

・屈折力の増加(近視化)、

が起こります。

白内障

我々がものを見るとき、

目の表面の角膜で屈折されて、虹彩で調節された瞳孔から目の中に入った光が水晶体と硝子体を通じて、カメラのフィルムに当たる「網膜」に焦点を結び、その光が視神経を通じて脳に伝達され、その情報を映像として認識しています。

上記でも述べましたが、健康な水晶体は透明でなのですが、白内障とは水晶体が白く混濁した状態です。

外からの光が網膜に届く手前で、水晶体の濁りに邪魔されて網膜に届きづらくなり、ぼやけたり、視力低下が起こります。

白内障の原因は、

  • 加齢性白内障、
  • アトピーや糖尿病などによる全身疾患に合併する白内障、
  • 先天性白内障、
  • 外傷性白内障、
  • ステロイドによる白内障

などがあります。

大半(全体の約90%)が加齢による加齢性白内障です。

近視戻り

レーシック後、5~10年経つと、一定の割合で「近視の戻り」が生じます。戻りが大きければ、視力は低下します。

原因は、

レーシック術後、薄くなった角膜が眼球内圧によって押され、角膜のカーブが強くなることによって再び近視化すると言われております。 高度近視の場合は一般的に戻りが強く出ることがあります。

老眼

実は、老眼(=調節力の低下)は、「高齢者」になる前に始まっています。

一般的に、40代半ば頃から、近くの文字が見えにくくなったり、目が疲れやすくなったりする症状が出てきます。

特に遠くがよく見えていた方ほど早く感じる症状ですが、そのほとんどの場合は、

調節機能の低下が原因の、いわゆる「老眼」(老視)です。

眼の中では、「水晶体」が、調節機能を担っていて、

見たい距離に合わせて、水晶体を厚くしたり薄くしたりして、網膜に画像が綺麗に表示されるようにピント調節をしています。

水晶体は、若い頃は自由自在に厚さを変えて、オートフォーカスのようにあらゆる距離にピントを合わせていますが、年齢を重ねることによって、水晶体の弾力性は失われて硬くなり、段々と厚さを変えることができなくなってきてしまいます。

その状態が調節機能の低下=老眼というわけです。

老眼の対処方法とメリットデメリットは?

https://komachi-eye.jp/select/b_1026/

乾燥

目の乾燥(ドライアイ)も、視力低下の原因となります。

涙液が安定して目の表面を覆っている状態ですと表面が滑らかですが、ドライアイは目の表面が凹凸となっている状態のため、目に入ってきた光が乱反射して、像がぼやけて視力の低下となります。

レーシック手術直後は、一時的に強いドライアイになります。適切な管理を行えば術後のドライアイは治りますが、

加齢とともに、涙の量は減っていくので、ドライアイになる可能性も高くなってきます。

参考(「水晶体と屈折」株式会社中山書店 大鹿哲郎・大橋祐一、「イラスト眼科」文光堂 渡邉郁緒・新美勝彦)

LASIK(レーシック)後の視力低下に対する近視・老眼治療方法としての多焦点眼内レンズ

LASIK後の視力低下には、 上記のような理由がありますが、

解決する方法として、多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術があります。

多焦点眼内レンズを用いた手術の方法は、一般の(保険適用の)白内障手術(水晶体再建術)と同じで、水晶体を超音波等で砕いて吸引し取り除き、水晶体の代わりに眼内レンズを挿入する手術です。日本では年間140万件以上の手術が行われている確立された手術方法です。

一般の(保険適用の)白内障手術との違いは、眼の中に入れる眼内レンズの種類になるのですが、レンズ種類は色々な種類があり、厚生労働省の認証を受けたレンズでも、2点(近くと遠くなど)の距離に焦点を合わせた2焦点眼内レンズや、3点の距離に焦点が合う3焦点眼内レンズがあります。

3焦点の多焦点眼内レンズですと、遠く・中間・近くに焦点が合いますので、老眼になる前の見え方に近くなり、眼鏡を使用せずに日常生活ができるようになります。(※焦点があっているところでも、場合によっては眼鏡が必要なことがあります。)

老眼 疲れる…..老眼の対処方法とメリットデメリットは?<>3.3.手術による対処法のメリットデメリット

https://komachi-eye.jp/select/b_1026_2/

LASIK(レーシック)後でも手術可能な理由

当院理事長執著「メガネ・コンタクトレンズはもういらない! 多焦点眼内レンズ入門  」より抜粋させていただきます。

Q.「過去にレーシック手術を受けていても大丈夫ですか?」

A.
はい、過去にレーシック手術を受けたことのある人が、多焦点眼内レンズ手術を受けて老眼や近視、乱視を直したケースはたくさんあります。
レーシック手術は特殊なレーザーを照射することによって角膜の屈折度を変化させる屈折矯正術です。
近視や遠視、乱視などを矯正することができますが、加齢により水晶体が濁って固くなれば老眼や白内障が起こります。

レーシック手術を受けた角膜は形状が変わっているため、多焦点眼内レンズ手術に用いるレンズの度数を決めるのが難しいといわれてきました。レンズの度数は患者さん個々の眼軸長と角膜形状の測定値等を度数計算式に入力して最適な眼内レンズ度数を出すのですが、レーシックで変形したあとの角膜ではその計算式が合わなくなってしまうのです。

しかし、現在では、それも想定した新しい世代の計算式や測定機器が登場し、レーシック後の目でも、従来よりも正確に度数決定ができるようになっています。

タイトル:メガネ・コンタクトレンズはもういらない! 多焦点眼内レンズ入門  
鈴木高佳 著  出版社:幻冬舎  

発売日:2021年2月1日  

Amazon
http://amzn.to/3aOw58x

さいごに

「眼鏡やコンタクトの煩わしさから解放されたい」という動機からレーシック手術を決心した方は多いのではないかと思います。

10数年快適に過ごされた後、

また眼鏡やコンタクトが手放せない生活に戻ってしまうのは、なかなか受け入れがたく、非常に不便だと感じられることと思います。

冒頭にも例を挙げましたが、ここ最近は特にこのようなお悩みを聞く機会が増えました。

当グループでは、白内障老眼治療説明会を定期的に開催しております。

ご興味のある方はこちらからお申し込みください。

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