10:00 - 12:00

14:00 - 17:00

  • 手術

※受付開始時間は午前9:15、午後13:30、検査予約は午前9:30、午後13:30からとなります。

※医師のスケジュールにより休診となる場合がございますので、事前にご連絡の上、ご予約お願い致します。

※手術日は完全予約制となり、一般外来の検査・診察はお受けできません。

資料ダウンロード 資料ダウンロード 無料詳細資料 無料詳細資料

目の病気について

  • 遠視・近視

    遠視や近視は、目の屈折異常です。ものがぼやけて見えるために、そのままでは仕事や学業に影響が出てきます。特に小さい子どもの場合は、遠視になっているのがわからないことがあり、普段から斜視などの症状に注意する必要があります。現代の生活は、テレビやパソコン、ゲームなど、目に大変負担のかかる環境となっています。普段から、適度に目を休ませ、照明や読書の姿勢に気をつけるなどして、目の健康に十分な注意を払っていきましょう。一般的には眼鏡やコンタクトレンズで矯正することが多いですが、オルソケラトロジーでの矯正や、ICL、白内障手術でも矯正することが可能です。

  • 加齢黄斑変性

    加齢黄斑変性とは、ものを見るときに一番大事な黄斑という部分が加齢や様々な要因により傷んで、視力が低下する病気です。網膜の裏側から新しい弱い血管(新生血管)が生えて起きる病気です。加齢黄斑変性では、激しい出血が起きたり、黄斑が萎縮してしまうと失明することもあります。委縮型と滲出型があり、滲出型の場合は抗VEGF療法(硝子体注射)、光線力学療法、光凝固術などの治療が選択されます。

  • 糖尿病網膜症

    糖尿病は自覚症状の少ない病気ですが、さまざまな合併症があります。最も注意しなくてはいけないもののひとつに、糖尿病性網膜症があります。自覚症状がないために、発症になかなか気がつきませんが、網膜が腫れたり、硝子体の中にまで出血すると、視力の低下として自覚されます。そのまま放置されると、網膜にある血管が破綻して出血し、場合によっては社会的失明に至ります。日本の中途失明原因の第二位は、この糖尿病性網膜症です。網膜の異常は眼底検査で発見ができるため、定期的な検査を行う必要があります。きちんと治療をすれば進行は抑えられますので、眼底検査を忘れないようにしましょう。

  • 飛蚊症

    青空や白い壁を見ていると、視界にゴミか虫のようなものがぼんやり見えて、目をこすっても消えない・・・・こんな体験は誰でも一度はあると思います。それが飛蚊症です。原因は硝子体に生じた濁りが、網膜に映るため、ゴミや虫のようにみえるのです。硝子体には元々多少の濁りがあります。また加齢とともに濁りは生じてきます。このような生理的飛蚊症は心配がありません。ただし、網膜剥離や網膜裂孔が原因となり、飛蚊症がおきることもあります。いつもと違うと感じたら、軽く考えず、眼科医に相談してください。また、強度近視の方や、アトピー性皮膚炎の方は網膜剥離の危険性が高いため、飛蚊症には注意してください。

  • 網膜剥離

    目に入った光は角膜と水晶体でピントを合わせ、網膜に像を結びます。網膜に写った像の光や色は視神経を通して脳に伝えられ、ここで初めて「ものが見える」と認識できるのです。40歳代以降では、加齢とともに眼球の組織自体に変化が起きるため、硝子体が縮んでいき、その際に網膜剥離が起きることがあります。またボクシングのように衝撃を目に受け続けたり、ボールが目にぶつかったりして起きることもあります。はがれたままの網膜は次第に機能が低下していくので迅速な治療が求められます。また、剥離の際に網膜が切れたり穴があくことが多く、これはレーザー治療や手術を行います。網膜剥離は、放置すると失明につながりかねませんが、適切な治療で視力は回復します。

  • 黄斑前膜

    網膜の中心である黄斑の前に張る線維状のうすい膜ができる病気です。角膜の病気や水晶体の濁り(白内障)と異なり、眼球の奥底に生じます。出血や萎縮が起きることは少なく、基本的には失明には至らない比較的良性の病気といえます。しかし、見え方が悪くなることにより、生活に支障をきたすこともあります。高齢者の殆どがかかる白内障は非常に有名な病気ですが、黄斑前膜も網膜の病気の中では最も多い病気のひとつで、40 歳以上のおよそ20 人に1 人がなるといわれています。中でも50 歳から70 歳ぐらいの女性に多い傾向があり、日本の失明原因第1 位の緑内障に合併することもあります。
    視力も良好で、自覚症状も少なく、日常生活や仕事に支障のない方は、手術を行わず経過観察で良いこともあります。
    治療は手術のみになりますが、術後経過には個人差があり、状態にあった適切な時期に手術を行う必要があります。手術を行う場合、硝子体手術だけを行うと後に白内障が進行することがあり、硝子体手術だけでなく白内障手術も行うことがあります。

  • 緑内障

    緑内障はかつて「あおそこひ」と呼ばれていた病気で、高齢者の失明の大きな原因のひとつでした。今でも、この病気に気がつかなかったり、放置していると、失明に至ることもあります。全国には200万人の緑内障患者がいるといわれていますが、その多くの人が病気に気づいていません。早期発見で治療をすれば進行を止められる病気です。目の定期健診を欠かさないようにしましょう。緑内障の治療は、薬剤の使用で眼圧を下げ、一定の状態にコントロールするのが一般的です。緑内障との付き合い方を知って治療していきましょう。

  • 角膜炎

    黒目の部分は、角膜といって、外の光を目の中に導く窓であり、水晶体と並んでレンズの役割を果たしている組織です。ここから入った光が網膜の上で像を結ぶことで、初めてものが見えるのです。透明な角膜が濁ったり、変形を起せば、視力には大きな影響を及ぼすことになります。細菌やウイルス、カビの一種の真菌などが感染して、この黒目の部分に炎症が起こる病気を角膜炎といいます。眼科にかかるのが遅れると、治りが遅くなったり、視力の低下が起こったりしますので、目の痛みや目ヤニ、充血などを感じたら早めに受診をしてください。また角膜炎はコンタクトレンズの不具合からも起こりますので、コンタクトレンズは眼科医の指示に従い、充分注意して使用しましょう。

  • 結膜下出血

    白目にべったりと赤い血が広がる結膜下出血は、みなさん大変驚いて眼科にいらっしゃいます。すぐ引くから心配がないと言うと、「こんなに赤いのに」とまた驚かれます。しかし、たいていの結膜下出血は1~2週間で自然に吸収されますので大丈夫です。ただ、なんども繰り返したり、なかなか赤みが引かない場合は相談してください。高血圧や糖尿病などが原因となっていることもあるので、その場合は原因の病気をきちんと治療する必要があります。また、通常の結膜下出血は、痛みやかゆみ、見えにくいなどの症状を伴いません。これらの症状を自覚したら受診してください。

  • 霰粒腫

    目の表面は常に涙でカバーされています。この涙がすぐに蒸発しないように、涙の表面は微量の油分でおおわれています。まぶたでこの油分を分泌するのがマイボーム腺です。このマイボーム腺の出口がふさがってしまうと、まぶたがゴロゴロとする肉芽腫ができます。これが霰粒腫です。霰粒腫には痛みや充血はありませんが、細菌に感染して化膿すると痛みや充血があります。高齢者の場合、まぶたのゴロゴロはまれにガンということもあるため、そのような症状があれば眼科で相談しましょう。

  • 麦粒腫

    「ものもらい」、「めばちこ」とも呼ばれています。医学的には麦粒腫といい、まぶたの脂腺や毛根に細菌が感染し、炎症を起こした状態を指します。症状は眼の充血、痛み、かゆみなどがあります。つい目をこすってしまいがちですが、症状を悪化させてしまうため、絶対にこすってはいけません。麦粒腫は感染症であるため、治療には抗生物質の点眼薬を使います。化膿して腫脹が強い場合は切開が必要になることがあります。症状があれば眼科に気軽にご相談ください。